【電車でゴルフに行こう!】電車ゴルファーのメリット30選


最近、電車で行けるゴルフ場が増えているが、電車でゴルフはアリなのか・・・?
友人や職場の同僚に誘われたり、趣味としてゴルフをやりたいと思っていても、車がなく気軽にコースに出られないと考える人はとても多いです。また電車でゴルフ場に移動することを何となく恥ずかしく感じる人も多いです。
私はゴルフを始めて20年以上ですが、車を持っていないためいつも電車でゴルフ場に行くようにしており、その都度「電車でゴルフ」を楽しむ工夫を重ねてきました。
そこでこの記事では、未経験者でも分かるように、私が今までに体験してきた電車でゴルフに行くことのメリットをまとめて解説します。
この記事を読めば車を持っている人にとっても、そうでない人にとっても、電車でゴルフに行くことのメリットを余すこと無く理解できます。電車でゴルフに行くことが、多くの面で合理的で、充実な人生を送るために効果的な行動だと分かります。
私の20年以上の「電車ゴルファー」人生で得られた経験を凝縮しました。電車でゴルフに行くことを検討している人や、「電車でゴルフ場に行くのはアリな選択肢なのか?」不安を感じている人は、是非最後まで読んで下さい。
電車ゴルファーとは
文字通り電車でゴルフに行く人です。自宅の最寄り駅からゴルフ場の近くまで電車を使って移動します。
電車ゴルファーの前提として、以下を想定しています。
- 電車網が整備されている地域に住む(例:関東圏、中京圏、関西圏 etc)
- ゴルフ場への移動に車でも1~2時間かかることが多い
- 平日は働き、土日か休日にプレーする
- クラブセットを事前にゴルフ場に送る
- 接待ゴルフではない
それではここから具体的にメリットを見ていきましょう。
電車でゴルフに行くメリット
電車運行の正確性からくるメリット
① 土日も連休も渋滞知らずで時間が読みやすい
ゴルフは開始時間が事前に決まっているスポーツです。更に、30分〜1時間半前にはゴルフ場に到着しておくことがマナーと考えられています。一緒に回るメンバーやコンペの幹事、何よりゴルフ場に迷惑がかかってしまうからです。
電車で移動する場合、鉄道交通事故は滅多に起こらず、しかも年々減少傾向ですので(内閣府)道中に開始時間に間に合うか、やきもきすることはほぼありません。私も20年以上電車を使っていますが、今まで事故は一度もありませんでした。
ゴルフ場が運営しているクラブバスに乗る際も、今まで時間に遅れたりとか満員で乗れなかったことは一度もありませんでした。
一方、車で移動する場合は、事故渋滞はしょっちゅう起こります。その場合、通常であれば10分で通過できる場所に1時間以上かかるようなことがよくあります。
また、東京湾アクアラインのように自然渋滞が慢性化している場所もあります。プレー後の15時以降は場所に関わらず関東圏は帰宅する車で自然渋滞が発生し、行きが1時間強で移動できた距離に3時間かかってしまうということが日常茶飯事になっています。

加え、車移動の場合、事故だけではなく、工事も渋滞の原因となります。工事は年間を通してコンスタントに実施されており、特に年度末の12月や3月は多くなる傾向があります。
このような事故の度に、「開始時間に間に合うか」ドキドキすることになります。もしくは、渋滞リスクを回避するために、異常なほど早起きして目的地に向かうことになってしまいます。
プレー後の帰宅時は事故渋滞、自然渋滞、工事渋滞の3つの渋滞が重なることも多いため、車移動する場合はかなり高確率で渋滞にはまってしまうことになります。こうなると時間の無駄遣いになるだけでなく、夕方以降の予定が非常に立てづらく、家族や友人に不便な思いをさせることが多くなるのではないでしょうか。
ゴルフ仲間と一緒に移動する時のメリット
② 友人に迎えに行ったりする時間を省くことができる
友人等と車で相乗りしていく場合は、家に迎えに行ったり、コンビニ等に立ち寄って集合したりすることになります。通常移動よりプラス30分、プラス1時間かかることになり、運転する役の人はその分早起きする必要があります。
電車移動の場合、乗る電車の時間を決めておけば各自でそれぞれの最寄り駅から、同じ電車に乗るわけですので、誰か1人が早起きの苦労を強いられることはありません。

車の場合、待ち合わせに遅れないようにするため、ある種のプレッシャーも感じてしまうよね
③ みんなでお酒を飲める、飲み会をセットにできる
多くのゴルファーにとって、ゴルフは休日に娯楽として行うものです。真剣にプレーを行いつつも、ゴルフを通じて同じ組で回る人との会話を楽しんだり、自然の多い開放感のある場所でリフレッシュすることができます。
そして更にその日の満足度を高くするものとして、お酒を愉しむという人も多いのではないでしょうか。私の知り合いに「お酒を飲むためにゴルフをしている」と断言する方もいらっしゃいます。
ゴルフに行く日は朝から晩まで色々なシーンでお酒を愉しむことができます
1.行き:特急電車・グリーン車での飲み会
2.到着後:朝ご飯を食べながらの宴会
3.前半プレー中:缶ビール等を嗜む。スキットル(小型ボトル)持参もあり
4.昼食:昼食の乾杯
5.後半プレー中:缶ビール等を嗜む。スキットル(小型ボトル)持参もあり
6.プレー後パーティ:パーティ会場でのコンペ宴会
7.駅近くでの宴会:電車移動のメンバーが集まって軽い宴会
8.帰り:特急電車・グリーン車での飲み会
9.最寄り駅から自宅までの間:ちょっとした居酒屋で1人今日のプレーの反省会
例えば上記7のとおり、プレー後のパーティーが無い場合でも、電車移動のメンバーが駅近くで特急電車を待っている間の小一時間で宴会したりもできます。
気の合う仲間とリラックスしてワイワイ言いながら飲むお酒は最高ですよね。

④ みんな寝られる
ラウンド開始時間が早いと、前日に十分な睡眠時間が取れない人は少なくありません。電車移動の場合は、行きの移動時間で躊躇なく仮眠を取ることができます。
しかし、車の場合はどうでしょうか。運転する同僚・友人等から「全然寝ててもいいよ」と言ってもらえたとしても、実際は運転してもらっている手前、ゆっくり寝るようなことは難しいのではないでしょうか。
また、プレー後は普段使わない筋肉を使ったり、1日中外で日差しを浴びていたりと疲れ切っていることも多いでしょう。その後の移動時間でも電車であれば、参加者みんなでゆっくり休むことができます。
一方、車移動の場合、やはり運転手に話題をふったりして、運転者がなるべく不快にならないよう気を遣いながら同じ車内での時間を過ごす方が多いのではないでしょうか。
運転をしなくて良いことから生まれるメリット
運転というものは、一つ間違うと命の危険につながるため、緊張感を伴うものです。運転を回避することでどのようなメリットを享受できるのでしょうか。
⑤ 体力に余裕ができる
運転することで体力が削られます。
ブレーキやアクセルをに切り替えることで下半身や足首の関節を使います。また、姿勢を保ち続けることで腰や背中への負担がかかります。何より、瞬時瞬時に四方に視線を向けることで目を酷使してしまいます。
運転時間が1時間を超える場合は到着しただけで疲れ切ってしまいます。ゴルフする前に燃料切れになってしまうのです。
電車移動の場合は、体力を温存し、その分当日のプレーに体力を費やすことができます。

プレー前に、はりきって練習することができるね
⑥ 集中力、判断力に余裕ができる
運転をすることは、体力だけでなく、集中力や注意力、判断力も削られます。
人間が1日に集中できる時間には上限があります。判断力や注意力も同様です。そのような重要なリソースは、その日に行う重要な活動(=ゴルフのプレー)に重点的に振り向けられるのが理想です。
しかし、運転をすることで例えば以下のように集中力、判断力、注意力を多く消費してしまいます。
- ETCは入っているか
- ナビで適切なルートを選択できているか
- 飛び出しが無いか
- 変な運転をする周りの車が無いか
- 高速に上がるための車線はどこか
- 合流する車とぶつからないか
- インターで降りる場合の車線変更はどうすべきか
- 駐車場にきちんと入れられるか etc…
一方、電車移動にはそのような負荷は発生せず、普段の通勤と同様に最寄り駅まで行って、よくあるパターンで乗り換えして、目的地まで行くだけになります。
運転のように、瞬時瞬時で判断を求められるということはほとんどありません。強いて挙げれば、乗り換え時に乗り換え時間が少ない場合にスムーズに動く必要がある、ということくらいでしょうか。
⑦ 運転の煩わしさを回避できる
運転というものは集中力や判断力を必要とするだけではなく、交通ルールや一般的な制約に従うことも求められるため、ある種の煩わしさ・面倒くささも伴います。
周りの車に合わせて運転速度を決定したり、ブレーキをうまくかけて横断歩道にはみ出ないようにしたり、信号が青になればすぐにアクセルを踏まなければなりません。簡単な動作ですが1つ1つに少しづつ手間がかかるというものです。
一方、電車で移動する場合、当たり前ですがそのような煩わしい作業は熟練した運転手さんがやってくれます。時間通りに駅間を移動し、ホームでは正確に止まってくれます。一旦電車に乗り込んでしまえば、我々は目的地まで運転を意識することはありません。
最近は車でも自動運転車が出てきています。運転は誰かにしてもらうもの、アウトソースするもの、という意識で楽に移動することが最高の1日に繋がるのではないでしょうか。

運転はプロに任せるのがいいね
⑧ 渋滞のストレスを回避できる
車移動をする場合に避けられないのが渋滞です。
ゴルフは基本的には午前に開始して午後に終わるスポーツです。必然的に朝ゴルフ場に多くの人が集結し、午後に一斉に帰宅します。また、ゴルフ場は一定の地域に集中して存在することも多いです。
従って、朝の移動も午後の帰宅も渋滞にはまる可能性があります。渋滞になると
- 時間を浪費する
- プレー時間(もしくは次の予定)に間に合うか心配になる
- ブレーキ・アクセルをこまめに踏むことになり、疲れる
- 同乗者との会話のテンションが下がってくる
- 同乗者も乗っているだけで疲れる
- 密室の閉塞感が意識され、辛くなってくる
- 急にトイレが気になってくる
上記のような悪影響があります。せっかく楽しかった1日の記憶が急速に(ネガティブなものに)上書きされてしまいます。
電車に乗る場合は日本の電車は運行が極めて正確なため、このような思いをすることはほぼ無くなり、ストレス無く移動出来ます。
時間の使い方に関するメリット
「時は金なり」(Time is money.) 使い古された言葉ですが、時間の重要性は今もなお強調され続けています。
電車で移動することが時間の使い方でどれだけ理にかなっているか、いくつかの例とともに、見ていきましょう。
⑨ 脳の「ゴールデンタイム」を十分に活用することができる
図 折れ線グラフ
朝の時間は人間の脳が最も活発に動く時間帯です。脳科学者の茂木健一郎氏によると、朝目覚めてからの3時間というのは脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」なのだといいます。
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頭がフレッシュなため難しい課題や勉強に取り組んだり、新しいアイデアを考えたり、苦手としている仕事に取り組むのにも適しています。
そんな貴重な時間を運転に費やすのは本当にもったいないですね。人生における大きな「機会損失」と言えるのでははないでしょうか。
⑩ 1日の時間の使い方のバランスを整えることができる
電車で移動する場合は1人の時間を作りやすいメリットもあります。
車移動の人という印象が周りのゴルフ仲間に認知されてしまうと、どうしても誰かを自分の車に乗せたり、誰かの車に乗せてもらう機会が増えてしまいます。
そうなると他人と一緒にいる時間がその日はものすごく増えることになります。下図のように、起床後に帰宅するまで、ほぼ100%が人と合っている「社交の時間」になってしまいます。

私の場合、朝からずっと人と喋っていると、途中から、お昼休憩が終わったくらいから人と話すのに飽きたり疲れたりしてしまいます。少し、1人でゆっくりと過ごしたい気持ちが湧いてきてしまいます。
皆さんはどうでしょうか。1日をずっと他人と近い距離で過ごすのが苦手だったり、不快に思う人も少なくないのでは無いでしょうか。
ゴルフは「社交」のスポーツであり、他者と関わり合いながら多くの時間を過ごします。往復の移動時間まで社交の場にしてしまうと、時間の使い方のバランスが歪になってしまいます。
電車での時間の使い方 具体例
電車ゴルファーの最大のメリットは電車の中で色々なことができる自由度でしょう。例えば次のような具体例がありますので見ていきましょう。
⑪ コース戦略を考える
図 レイアウト
ゴルフが好きで上手くなりたい!と思う人は、電車の中で当日行くゴルフ場のコース戦略を考えることが出来ます。
ゴルフ場のホームページには詳細なコースレイアウトやドローン映像を掲載しているゴルフ場も多く存在します。YouTubeにプレー動画やコース情報がアップされていることも多いです。
「5番ホールは距離は長いが左右が狭くOBなので無理せず打とう」
「12番ホールは左に曲がっているので極力右から攻めよう」
当日の朝にじっくり戦略を練て、具体的なイメージを持ってゴルフをすることで大きなスコアの向上に繋がります。
⑫ プレー前に目標をおさらいしたり、プレー後にゆっくり反省できる

楽しむためのゴルフでも、やっぱりいいスコアを出したい!
電車移動することで、前ラウンドの課題をおさらいしたり、帰宅時にはその日の反省をゆっくりすることが出来ます。
ゴルフ場でプレーをする前に、打ちっぱなしで練習をする人は多いと思いますが、練習から何日か経ってしまうと、自分がどういう点にポイントを置いて練習していたかを忘れてしまいます。
行きの電車で移動する時に、何日か前に練習で意識した内容を思い出すのです。そうすることで明確な目標を持ってその日のラウンドに臨むことができ、何日か前にした練習やイメージトレーニングが無駄にならずに済みます。
また、帰りの電車では、その日のプレーを自分のペースで振り返ることが出来ます。私の場合は、番手ごとに「ドライバーは右に曲がることが多かった」とか「アプローチでチョロがあった」のようなメモをスマホのファイルに記録しています。記憶が鮮やかなうちに自分の課題を整理することができます。
図 日記
私は実際に、同じラウンドで回った人の名前や、「佐々木さんが中野のAという餃子店が美味しいと言っていた」のような、印象に残った会話を簡単にメモしています。簡単な日記のようなイメージですが、後々見返してみると、ゴルフを通じた人と人とのつながりが感じられ、とても豊かな気持ちになれます。
その他、最近はゴルフアプリも便利なので、アプリを利用して色々記録しておくのも良いでしょう。
⑬ 仕事をできる
画像-PC
電車の中では仕事をやりやすいことも大きな利点です。私も含めてですが、忙しい毎日を送っている現在のビジネスパーソンは、慢性的に仕事量が溢れています。土日や休日に何時間も仕事に時間を費やすこともしょっちゅうです。
そのような状況の中、車で移動してしまうと、運転や運転手との会話、そして車の揺れでほとんど仕事を行う時間を確保できず、簡単なメール応対程度しかできないのではないでしょうか。
逆に、電車で移動する場合、じっくりと仕事の時間をとることができます。しかも行きの場合は、朝の最も頭が働く「ゴールデンタイム」に仕事を持ってくることができます。その後にゴルフというご褒美が控えているため、驚くほど集中力が上がり、生産性が高まります。
加え、一通り仕事を終えると、達成感も相まって、今度は思う存分遊び(ゴルフ)に集中できます。
もちろん、「ゴルフを楽しむならその日は仕事をしない」と割り切る考え方もありますが、実際やってみるとその日の満足度がとても高くなるため、大いにオススメできます!
⑭ 家計管理ができる
画像 money forward
家計簿をつけるためにマネーフォワードMEやZaimのような家計簿アプリを使っている方は多いと思いますが、その確認や明細の修正、分析はいつ実施していますでしょうか。
平日は忙しく、おそらく土日の空いている時間に行う人が多いのでは無いでしょうか。
そのような土日に家計管理を行うことがルーティンになっている人にとって、車で移動するとその日に家計管理を行うことはかなり困難になります。しかし、電車で移動の場合はスマホで無理なく可能です。
やるべきことを先延ばしせず、移動中の時間を有効活用して手軽に家計簿をメンテナンスすることも、とても気持ちが良いものです。充実感・達成感につながります。
⑮ ネットショッピングができる
ショッピングも、平日時間が足りず土日に回す人が多いのでは無いでしょうか。電車移動であれば、ゆっくり、自分のペースでショッピングを楽しむことが出来ます。
ゴルフが好きな人なら、新商品のスペックを確認したりレビュー動画を観ることが出来ます。また、ショップごとのセール情報も確認可能です。
画像 ふるさと納税
ふるさと納税も同様です。ふるさと納税で良い買い物をするためには、還元率や相場を確認すると効果的です。両手が使え、ゆったりとした時間が流れる電車移動だからこそ可能になります。
また、近所のスーパーのwebチラシ見て、その日のお買い得品をチェックすることも可能です。帰りの電車でwebチラシを見て、その日の晩ごはんのメニューを余裕を持って決められます。
図 クッキング
⑯ 一週間の振り返りや今後の予定を静かに考えることができる
土日に今週の出来事をじっくり振り返る習慣を持っている人にとっても、「電車でゴルフ」は有効です。
いつも自宅の椅子に座っているのと同じ気持ちで今週出来たこと、出来なかったことを思い返し、来週すべきこと、やりたいことを考えPDCA(計画→実行→評価→改善)を回していくことが出来ます。
PDCAの図
⑰ 読書ができる・マンガを読める
定番中の定番ですが、読書が出来ることも電車移動の大きな魅了です。
本を読むのが好きな人にとっては、好きな本を読みながらの移動であれば1時間電車に乗っていることは苦では無いと思います。
逆に、何時間も本を読めない車移動の場合、「こんなに長い移動なのに全然本を読めないのは辛いな」と感じてしまいます。
もちろん、読書だけでなく好きなマンガを楽しむことが可能です。マンガは日本の文化です。ゆっくり電車に乗りながら、スマホやタブレットで何万ものマンガを堪能することが出来ます。
図 マンガを読む女の子
⑱ Netflexで映画・ドラマを見れる
netflex フレンズ
スマホやタブレットを片手に、映画やお気に入りのドラマを観れることも電車移動の大きな魅力です。
片道1時間前後電車に乗る場合、往復で2時間の映画をピッタリ観賞することが出来ます。ゴルフをプレーした時に感じる充実感に加え、1作品見終えた後の感動や充実感もダブルで味わえるその日は、まさにプライスレスと言えるのでは無いでしょうか。
⑲ Youtubeで動画を見れる
忙しい現代人にとって、休日にダラダラYouTubeを見ることを楽しみにしている人は多いのでは無いでしょうか。
電車でゴルフに行く場合、そんな「いつもと同じ休日」を楽しむことが出来ます。
私の場合、帰りの電車でハイボールを飲みながら、あてもなく勧められるままのYouTubeを動画を楽しんでいます。とてもリラックスできる至福のひと時です。
⑳ ゲームができる
ゲーム好きな人にとっても、ゴルフの往復の移動は貴重な時間になり得ます。
ハマっているゲームに没頭している期間は、1秒でも多く(それこそ寝る間も惜しんで)ゲームをやりたいのでは無いでしょうか。
また、オンラインゲームを好きな人はメンバーとの共同作業も多く、そちらの友好関係の維持も重要です。
車で移動する場合は諦めざるを得ませんが、電車移動だと、いつもの仲間とできるだけ長く集まることが出来ます。
㉑ 副業をできる
最近は政府の奨励や人材流動化を極力回避するために、副業を認める企業が増えてきました(引用元:労働政策研究・研修機構)。
頭が最も働き、邪魔が入らず、静かで、予定を立てやすく、疲れていない朝に副業をしている人も多いでしょう。
ゴルフをする休日は朝早く自宅を出ることが多いのため、車で移動するとなるとその日の副業を諦めなくてはなりません。ただでさえ時間の捻出が困難なサラリーマン副業にとって、その時間のロスは致命的です。
一方で電車移動だと、スマホやPCを使った業務が可能で、ゴルフの日も副業を継続出来ます。
たとえ現物を扱う業務だとしても、帳簿付けや購買分析等の大量のデスクワークは残ります。電車で移動することで、朝の移動時間をそれら業務に充てることができ、一石二鳥です。
㉒ 家族や友人についてゆっくり考える時間ができる
日本にライフワークバランスという言葉が拡がり始めて約20年経過しました(引用:厚生労働省)が、一体どれだけの人が仕事、家族、趣味等のバランスをとって生活出来ているのでしょうか。
現実は、私も含む多くの人にとって、特に平日は、やはり仕事に費やす時間が圧倒的に多いのでは無いでしょうか。
せめて土日では、心と時間に余裕を持って、普段足りていない部分のバランスを取りたいものです。
図 プレゼント
ゆっくり座って移動できる電車移動だと、旅行のプランを考えたり、身近な人に感謝の気持ちを伝えられているか考えたり、部屋の掃除庭の手入れが出来ているかチェックしたり、地域社会に貢献出来ないか思いを巡らしたり出来ます。
㉓ お酒、食事を楽しめる
画像 特急電車で食事 飲み コーヒー
ゆっくりお酒を飲んだり食事が出来たりするのも電車移動の醍醐味です。
車で移動の場合は想定外の縦揺れが無いか気になりますし、狭い車内に臭いは充満したり、ゴミ捨ても面倒です。
一方、電車移動の場合は横揺れは最小限になるよう設計されていますし、縦揺れは皆無です。臭いは車ほど気になりません。ゴミ入れは車内にある場合もありますし、大半の駅にゴミ箱が設置されています。
特急や遠距離の電車だったり、グリーン席を利用する場合、座席にテーブルが付いているのでとても便利で快適です。
㉔ 仮眠を取る
1人で移動する場合も、寝られるというのは非常に大きなメリットになります。
職場の飲み会や友人・パートナーとのデート等は、週末の金曜日に行い機会が多いです。どうしても遊びすぎて、翌日土曜日のゴルフに睡眠不足で臨むことも多くなってしまいます。
そんな時に電車移動は大きな味方になります。目をつむってじっとしているだけでも大きな疲労回復効果があります。

普段の通勤でも電車の中で寝ることは多いよね
乗り過ごしが気になる場合はスマホの目覚まし機能(バイブ)を利用すれば時間通りに起きることが出来ます。
駅に行くことから生まれるメリット
電車移動を通じて、今までに訪れた事の無い駅に行くことができます。駅に行くことで得られる利点について見ていきます。
㉕ 旅行的な楽しさが味わえる
画像 駅前(難しいか)
始めて訪れる駅に降り立った瞬間、いつもと違う風や空気を感じ、すがすがしく新鮮な気持ちになれます。また同時に、新しい土地に足を踏み入れた感が沸き起こり、自然とテンションも上がって来ます。
電車から降りた後も、改札に向かって歩いて行く中で、初めて見る構内の景色や並走して改札に向かう人達がとても新鮮なものとして目に入って来ます。
改札を出て、駅から出た直後に見る一瞬の景色もまた、地域ごとに特色があり、とても印象深いものです。
電車で移動し、駅というその地域の中心的なポイントを経由することで、このような旅情を感じることができ、「いつもと違う休日」「特別な体験」を自然に楽しむことができます。
㉖ 新しい発見、新しい刺激を受けることができる
駅構内、駅ナカ、駅前には様々なお店や施設があり、新鮮な発見があります。
駅構内の乗り場を移動する際に、すぐに改札がある駅もあれば、階段を登って改札がある駅もあれば(このパターンが一番多い)、一度階段を登った後また降りて改札があったり、ホームから地下道を経由して改札があったりと、駅の構造は様々で興味深いです。
駅ナカや駅前では、特産品のお土産屋があったり、その土地独特の美味しそうな飲食店や、近くの名所や観光案内情報が大きなボードに描かれてあったりして多くの情報が目に飛び込んできて、発見があります。
また、もちろんそこでは駅員さんやお土産屋さん、飲食店で働く人々がいるもので、熱意を持って働く人との出会いや、やりとりも、平凡な平日とは異なり、大きな刺激になります。
㉗ 特急電車やグリーン車でラグジュアリーな気持ちになれる
普通の電車ではなく、特急電車を利用してゴルフ場に行くこともできます。関東圏の場合、伊豆方面は「踊り子」、山梨に向かう「あずさ」、房総は「しおさい」等です。
また、中央線や総武線快速のように通常車両にグリーン車両が割り当てられている電車を使うこともできます。
これらの電車は席はゆったり個人ごと分かれており、テーブルがあります。ぼーっと景色を見るにも、本を読むにも、飲食するにも、仮眠をとるにも「快適」の一言です。このラグジュアリーで心地よい空間を感じると、移動自体が楽しみに変わり、幸福感が爆上りすること間違い無しです。
㉘ お土産を買いやすい
駅にはその地域の特産品やお土産を売っている場合が多いです。また、駅近くのコンビニやJRの駅に併設されているNEWDAYSでもその土地のお土産を買うことができます。
ゴルフは一日のほぼ大半を使うものなので、家族やパートナーへお土産を買って帰ることはとても重要でしょう。もちろん自分のために買って帰ることもOKです。
電車移動の場合、駅ナカや近辺で簡単にお土産を買うことができますし、少し電車を待つこともよくあるため、待ち時間の有効活用という意味でも一石二鳥です。
一方、車移動の場合は基本的にはゴルフ場で買わなければなりません。品揃えと価格の面で少し考えてしまいます。
もちろん車でお土産屋など別の場所に立ち寄ることも可能ですが、私の経験では、少しでも渋滞を避けたいため、ゴルフ場から寄り道せずに一直線で自宅方面に帰る人がほとんどという印象です。
家族に対するメリット
ゴルフ場へ電車移動をすることで、家族やパートナーにとってもメリットがあります。
㉙ 家族に車を開放してあげることができる
車を持っている人は、電車移動をすることで、その日の車を家族に開放することができます。
家族としては車があると色々なところに行ったり、別の人を乗せたり、ショッピングで荷物を乗せたりできるので大きな不満なく休日を過ごせるでしょう。
㉚ 事故の心配をかけなくて済む
朝の暗いうちから何時間もかけて車で移動することに対して、また、ゴルフで疲れた後に何時間も運転をすることに対して、家族やパートナーは事故に巻き込まれないか心配してしまうものです。
電車でゴルフに行くデメリット
以上、多くのメリットに触れてきましたが、デメリットも少しありますので簡単に記載します。
- 全てのゴルフ場に電車で行ける訳では無い
- 決まった時間の電車に乗る必要がある
- 車より時間が掛かる場合もある
- 車(高速代+ガソリン代)より、電車(クラブ送り代+電車代)が高い時がある
- 事前に準備が必要(クラブを送る、乗る電車を調べる)
- 朝早すぎると、始発でも間に合わない場合がある
まとめ
電車に乗ってゴルフに行こう
いかがでしたでしょうか。電車でゴルフに行くことはデメリットを上回る、多くのメリットがあります。
電車移動をすることで、その過程でより楽しめ、より休め、より充実した時間を過ごすことができます。
電車で行けるゴルフ場はどんどん増えて来ています。ネット経由で簡単に予約できますので、手軽に「電車でゴルフ」を楽しみましょう!